2022年6月15日
イベントレポート昨年から岡山市子どもセンターさんの会員になって、定期的に親子で観劇する機会が増えました。今日もムスメと一緒に観劇。これが本当におすすめで、子を持たれる皆さんには改めて劇場鑑賞の制度をぜひおすすめしたい、、、!!もともと観劇は好きで、高校・大学の時は岡山市民劇場に登録してたので、久々にこの定期で色んなプロのものに触れる、というのを親の私も楽しんでます。そう、子ども向けといいながら、クオリティがやはりどれも素晴らしい。というか、殊に演劇において本当に子どもに楽しんでもらうって必然的にクオリティが高いものが多いんだよなぁ。あと新しい出会いになるのも魅力。今日みたのは人形劇だったのですが、写真のようにちょっとリアルめの鬼や妖怪が出るお話で。
ムスメはプリキュアの可愛くデフォルメされた悪者ですら怖いといい、リトルマーメイドも始まって10分のサメが出てくるシーンで怖いから!とスイッチオフにするビビり、、、のため、普通だったら見た目的に絶対に選択肢に入らない作品。会員だし、定期で、というのもあり、「まぁ観に行ってみるか」とムスメには事前情報いれずに出かけました。(事前に言ったら絶対に怖がってまず出かけてくれず、観れそうにないから、、)
着いて演目をみて「えええ、これ、こわくない?」「おに でたらないちゃうかも!」とソワソワしてたムスメですが、始まるとその世界にのめりこみ!ケタケタ笑い、ドキドキハラハラし、人形劇で人形の表情自体は変わらないものの、演者さんの力量でキャラクターの気持ちを感じとり「ああ、こまってるねえ!」「びっくりしてるねえ!」とまるで人形たちが生きているような感覚を感じてました。終わったあとは「おもしろかったー!!!」と大きな声で言っていて、「自分だったら選ばなかった世界を、この子にみせてくれたんだなぁ」としみじみ。
今回の演目だけじゃなく、そういった観劇の機会はたくさんあり。記憶にものすごい残ってるのは「天満のとらやん」という落語のような昔話。雰囲気的に、ムスメは楽しめるかなー?最後までみられるかなー?と思いながらドキドキしていったのですが、そのテンポのよさとリズムでそれはもう身体中で楽しい!を表現するくらい楽しんで。こんなに楽しめるんだ!と、ものすごくびっくりしたのを覚えてます。とらやんをはじめ、過去にみたどの作品も、今でも会話のなかにあがるのが観劇のすごいところ。(とらやんは未だに「とらやん、とらやん、どこいくねんー♪」と口ずさんでる)
生のあの感覚は本当に記憶に残るものなのだなぁ、としみじみ。
それから「びりとぶっちはチョコたべるときダンスしちゃったよねえ」「なかよしさんにんぐみ(←すてきなさんにんぐみなんだけど間違えて覚えてる)は、てぃふぁにーちゃんにやさしかったよねぇ」みたいに、時折り仲のよかった友人を思い出すように話すので、本当にまぎれもない「出会い」だったのだなぁと感じてます。(そして、エルマーやオズもものすごく楽しんでたけど、友人のように話すのは必ずしも大型演目ではなかったりして)一般枠でも良いけれど、定期でいろんなものに触れられるからこそ、本当に良い出会いや新しい出会いがある気がしています。今日もこどもの心と親子の時間に素敵な出会いがあったことに感謝!明日は連休明け。
今日を心の栄養にがんばろうー! (KAWAZU)