【子ども権利条約をとおしての舞台芸術鑑賞】

2023年9月18日

イベントレポート

「国際文化交流でもういちど世界とつながろう」

講師 Art.31 代表 大屋寿朗さん

大屋さんから、いつもは3時間ほどでされる内容を、今回はぎゅっと1時間に凝縮してお話を聞かせていただきました。

子どもの権利条約の事は、私は名前を聞いたことがあるくらいで、内容についてはほとんど理解していませんでした。日本の教育の在り方が、世界とは違って遅れている事も、日本社会の競争的な性格によって国連から勧告されている事も、知らなかったのです。これが当たり前だと思って子どもに与えていることが、怖いことだな…と感じました。競争社会に乗り遅れないように、子どものお尻をたたき、いつも何かをさせていないと、と考えていた私が、子どもの「自分で考える力、生きる力」を奪っているように思えました。このお話が聞けなかったら、立ち止まって考えることも無かったかもしれません。

子ども達には、想像力や、無いモノを生み作り出す力、自らが興味のある方向へ進んでいく力を養うような、主体性を重視した教育の機会にたくさん触れさせてあげたいです。そして、この先続く人生を、自身の持つ力で歩んで行ける人になってもらいたいです。

今回の大屋さんのお話を聞いて、「芸術と遊びは繋がっている」ボーっとする時間も含め、自分で考えて体験し、獲得したことによって、これからの人生を生きて行く力をつけていく事が、とても大切だということ。そのための遊びや芸術は、本当に「心の栄養」であるのだと、私自身の中で繋がりました。

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