2025年7月20日
イベントレポート2025.7.19(土)9時~12時 こどもの森 参加者:子ども6人、大人4人 / 講師1人、スタッフ7人
今年で14回目を迎えた、セミの抜けがら調査。講師にまさにい先生(多田正和先生)を迎え、3歳から大人までの約20人で抜けがらをさがしました。
今年はあっという間に梅雨が明け、7月初旬から連日35℃を超える猛暑が続く中、なかなかセミの鳴き声が聞こえず心配していたのですが、やっとここ1週間で元気な声を響かせてくれるようになっていました。 そして迎えた当日…なんと500個以上の抜けがらを見つけることができました!
「あっ!(見つけた)」 少し高い枝にぬけがらを見つけると必死に虫取り網を伸ばします。それでも届かないと、より長い網を持っているお友達が自然と手伝ってくれます。 セミの抜けがらが取れると、最初に見つけた子に「どうぞ」。受け取って「ありがとう😊」。微笑ましい場面です。
低い木の葉っぱの裏にぬけがらを見つけた女の子は「セミのぬけがらがかくれんぼしてる」と嬉しそう😊セミの抜けがらだけではなく、途中のイチジクの木にはカミキリムシを発見。食べられるどんぐりスダジイの説明は、幼稚園の頃から参加していて今年から大学生になったお姉さんがしてくれました。(この日のために高知から帰省。嬉しい限りです。)
公園内を1時間以上かけて回り、初めはこわごわ触っていた抜けがらがだんだんと宝物に変わっていくこの調査。集めた抜けがらを最後に集計すると、今年も断然多いのはクマゼミでした。なんと480個!!(最高記録を更新しました。)
小さいかわいいニイニイゼミも10個。まさにい先生から、昔は少なかったクマゼミがこんなに多いのは、地球温暖化の影響があることを教えてもらいました。
今年も貴重なデータが集まりました。NHKのシチズンラボ「セミ大調査」にもデータ提供する予定です。 短い時間にすごい成長を遂げる子ども達に毎回驚かされ、来年も頑張って調査を続けていきたいと思います。
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